資金繰りに困ったら「ファクタリング」がおすすめ!そのメリットと注意点をご紹介

資金繰り

最近、ファクタリングという言葉を聞くけど、ファクタリングって何?

ファクタリングは、今すぐ資金を必要としている方に、おすすめの資金調達の方法です。 入金サイクルを短縮できて便利な反面、悪徳業者がいるなどのデメリットがあるのも事実です。 この記事では、ファクタリングの仕組みと、メリットとデメリットを解説していきます。 

ファクタリングは、うちが発行した請求書をファクタリング会社が買い取ってくれるサービスのことですよ。

ファクタリングの仕組み

ファクタリングとは、売掛債権(商品やサービスを提供したお客さまに、お金を請求することができる権利)をファクタリング会社に売り、資金を調達する方法のことです。

ファクタリング会社は、手数料分を差し引いた金額を貴社に支払います。

例えば、お客さんの都合で、支払い期日が3か月後の請求書の控えが手元にあるとします。

この請求書に書いてある金額は、通常3か月後でないと入金されません

しかし、ファクタリングを使えば、ファクタリング会社が売掛債権(自社が商品やサービスを提供したお客さまにお金を請求できる権利)を買い取って、手数料が引かれた分のお金をすぐに入金してくれます最短即日で入金されることもあります。

お客さまから支払われたお金は、後日ファクタリング会社に入金します。
ファクタリング会社への入金は、お客さまから入金があった10日以内
に、入金期日を設定することが多いです。

査定をクリアすることができれば、ファクタリングは、融資に代わる経営者の迅速な資金調達の方法といえるでしょう。

 

ファクタリングによって資金調達をするメリット

ファクタリングは、素早く現金を調達することができるだけでなく、様々なメリットがあります。

借金ではないため、信用情報を傷つけない

ファクタリングは、借金ではなく、売ったり買ったりする取引の一種です。
そのため、決算書にも負債と記載されることがありません。勘定科目は、「未収入金」や「売掛債権売却損」とされることが一般的です。
決算書に負債と記載されないことで、銀行等からの融資を受けるときにも印象がよく、融資を受けることができる可能性が高まります。

ファクタリング会社の審査対象は取引先だけ

フファクタリング会社が売掛債権を買い取る際に行う審査の対象は、貴社ではありません。
請求書の宛先である企業が対象です。その会社に請求書に記載の金額をきちんと払う能力があるか?を見れらます。
よって、もし貴社が赤字決算だったり、借金がかさんでいたり、税金を滞納したりしていても、全く関係ありません。

 

取引先から請求書通り支払われなくても、責任を負わない

請求書通り請求する権利は、ファクタリング会社が買い切りしてくれます。
つまり、取引先が何らかの理由で支払い不可になっても、自分は一切責任を問われません。
あくまでファクタリング会社と取引先の問題にできるのです。

 

ファクタリングによって資金調達をするデメリット

メリットの多いファクタリングですが、デメリットもあります。

2社間取引の手数料が高い

ファクタリング会社と貴社の2社間取引は、手数料の相場は20~30%と高額です。
手数料が高いと、手にする予定だった現金よりも低い金額を取得することになり、
返って資金繰りが悪化する可能性があります。

ファクタリング会社、貴社、貴社の取引先による、3社間取引の場合は、手数料の相場は1~5%と抑えることができます。

3社間での取引の場合は、貴社の取引先にファクタリング会社から通知が行きます。ファクタリングによって資金を調達することが、取引先に知られるということです。そのため、事前に貴社の取引先に貴社から説明をしておく必要があるでしょう。また、3社間での取引の場合は、入金まで1~2週間かかる可能性もあり、2社間取引の場合よりも現金を調達するまでに時間がかかることもあります。事前に、取引をするファクタリング会社に確認をしておきましょう。

悪徳ファクタリング会社にご注意を!

近年、事業者向けファクタリング会社を名乗る悪徳業者が横行しています。

契約書をよく見ると実際は単なるABL(売掛債権担保融資)になっているというものです。

つまり、取引先が請求書に記載している金額通りにお金を払えなかった場合、貴社がそのお金をファクタリング会社に支払うことになっている契約です。

金融庁からも「ファクタリングに関する注意喚起」がなされています。

見分けるポイントは、契約書をきちんと確認すること。

もし契約書に「売り主が債権を買い戻す規定(買戻請求権)」「売掛金が回収できない場合、売り主の負担で支払う規定(償還請求権)」があれば、それはファクタリングではありません。絶対に契約しないで下さい。


まとめ

ファクタリングは便利だが、手数料が高額になる可能性があります。

  • ファクタリングとは、未収の請求書等を買い取ってもらい、資金調達する方法
  • メリットは、決算書の数字をよくできること、貴社が審査されることはないこと、請求書通り支払われなかったときのリスクを除けること
  • デメリットは、2社間取引の手数料が高いこと。ただし、3社間取引にすれば、取引先に知られてしまうが、手数料を低く抑えられる。
  • 契約書を偽装し、請求書通り支払われなかったリスクを貴社に負わせる悪徳業者も横行しているので注意

 

また、悪徳なファクタリング会社も横行しています。
資金調達に焦っているときほど、冷静に契約書を読まなければなりません。

この記事を書いた人

まちかど社長研究員 ずーさん

380万人いると言われている日本の経営者について研究。 全国の会計士や税理士を通じ、特に従業員が5人未満で事業を営む多くの“まちかど社長”の本音や、お金の困りごとについて日々研究し、全国小さな会社の社長の知識とお金のサポートになるような新規事業開発を、日々、行っている。